胡乱座

  • 情報更新日:2012.01.06

胡乱座は京町家
胡乱座に足を踏み入れた時に感じる匂いには、何ともいえない懐かしさがあります。家の奥まで続いている土間には目を奪われますし、7メートルを超える吹き抜けを見上げれば開放感に包まれます。
こんな体験をもたらす胡乱座の建物は、京町家と呼ばれます。そして京町家とは、京都独特の格子戸、虫籠窓(むしこまど)などの造りを備えた伝統建築工法で建てられた、京都の人々が昔から暮らしている普通の家屋のことを指します。 本物の木と土で組まれたこの空間は「うなぎの寝床」と呼ばれるほど奥に長いものです。
胡乱座で体験できること
京町家は、夏をいかに涼しく過ごすかということに重点を置いて造られています。ということは、夏は比較的涼しいのですが(それでも暑いときは暑いです!それなりの覚悟が必要です。)、当然冬は寒いです。
京都の風土にあわせて造られている京町家は、考え抜かれ、工夫されてはいるのですが、自然素材には限界があります。 快適さを追求して創られた現代の建築物とは違って、不便なところ、不十分なところがたくさんあります。ということは、人間が町家に慣れながら過ごさなくてはなりません。
つまり、人間が自然の中で、自然を感じながら過ごすこと、これが町家で体験できることであり、胡乱座での体験となります。
基本は「ずっと使う」
昔、町家を建てる時には古材を利用したといいます。柱の根元が腐ったら「根継ぎ」という手法で悪い部分だけを交換しました。壁を塗りなおす時にはがした壁の土は再利用し、壁に戻しました。古畳の藁を混ぜた土は、壁や瓦を支えるのに利用されましたし、壁のひび割れの補修には、いらなくなった蚊帳を利用しました。
胡乱座になった京町家は、十数年の間、住み手がいない状態で荒れていました。しかし4ヶ月以上をかけて、傷みの激しい部分を補修した結果、見事に蘇りました。「修理をしながら住み続けること」を前提にした伝統建築工法で建てられているからこそ、蘇ったのです。
つまり、修理を怠らなければ、これからもずっと住み続けることができるということです。“使い続ける”感覚を町家は伝えていると感じます。

名称胡乱座
設立
電話
住所京都市下京区醒ヶ井通綾小路下る要法寺町427
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門限
URLhttp://www.uronza.com/